大上特許商標事務所 新宿

Japanese Patent Design Trademark

2017年7月 北京出張2 支付宝/奖励金

2017年7月 北京出張へ参りました。 早いもので今年も半年が過ぎてしまいましたが、今年中国出張は3回目となりました。武漢、成都、上海に加え、4都市目になります。来月はシンセンを予定しております。 今回出張ではクライアント訪問を含め、新たな銀行口座の開設、携帯電話の契約をしてきました。 さて、「添砖加瓦」は、中国語検定準1級レベルの成語でしょうか。私は知りませんでしたので、まだまだ合格は遠いです(笑)。ちなみに「抛砖引玉」は知っています。一向に試験にでませんが、次回の試験では出てくれるといいです。 話がそれますが、「添砖加瓦」は「微力だができる限り貢献する」という意味でして、支付宝の画面に表示されました。 「感谢你 为无现金社会添砖加瓦」ということで、「ありがとう 現金のない社会への貢献」といったような意味でしょうか。この画面は、コンビニで支付宝を使った後に表示されたのですが、奨励金ということでキャッシュバックのようなものだとおもいます。 これはすごいですね。現金で払わずに、アプリ決済することで、キャッシュバックがされます。おそらく、日本のクレジットカードの換言率と比較にならないほどの爆発力だと思います。これだけでも中国に住みたくなる人がいるのではないでしょうか(笑)。マイル獲得可能とかにすれば大変なことになるでしょうね(笑)。 週間ダイヤモンドの最新号では、中国に勝つ 超速・変幻自在モデルに乗れ! 「日本はとっくに中国に負けていた!? 中国にはキャッシュレス社会が到来し、日本よりもよほど便利な生活が送れるようになった。・・・」 ということのようですが、まあ、誰がみても負けているとおもいます。とはいえ、負けが悪いわけではないとおもいますが、電子決済のインフラ構築的な意味では中国は進んでいるということは間違いないでしょう。便利かどうかは個人の問題ですけれども、大多数の人が利便性を享受していますから、まだ使用していない人もそのうち使い出すことになるとおもいます。 実際に使用して奨励金の画面を見たときには自分も驚きましたが、こういう仕掛けというか、社会全体的な取り組みに誘い込むようなやり方はすごいなあと思います。こういう仕掛けが上手くいくとそれはもう一気に拡張するのだとおもいます。今の中国ではこういう仕掛けがいっぱいあって、中国に行けば、その時代の変化というか流れというか、そういったものを体験し、乗っかることができるのだと思います。しかも、その変化も早く、自分も毎回行くたびに新たな発見があります。            

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