大上特許商標事務所 新宿

Japanese Patent Design Trademark

2018年9月 上海出張

9月は上海出張になりました。 クライアントとの打ち合わせに加え、いくつかの代理事務所を訪問しました。 比較的大きな知財系の事務所では、毎期の目標(例えば、代理件数、売上、利益)を設定し、その目標に向けて組織的に活動をしており、一般の企業のような体制となっているところが多いです。毎年目標を達成し、業績は順調でありながらも、権利化業務だけではなく、権利譲渡や訴訟などの関連・周辺業務に力を入れていきたいという話もいくつか伺いました。 日本において知財関係の周辺業務というと、件数は多いとは言えないかもしれません。弊所でも関わることはなくはないのですが、出願業務の件数と比較してはるかに少ないです。このため上記のような話を聞いてもあまり興味がわかず、仕事の機会が多くあるのか?などと疑ってしまいます。 でも、中国は市場が巨大で知財の権利件数も膨大ですから、訴訟がからむ事件件数や、権利取得の障害を取り除くための権利交渉の数も膨大であり、今後は事件や交渉が顕在化するのではないかと予想できます。また、関連していわゆる知財活用のチャンスも多く眠っているのかもしれません。 ところで出願業務が減っちゃったらキミはどうするだ? みたいな話題もありました。相手は中国語で自信満々に自分の意見をぶつけてくるのですが(笑)、意見は思い浮かぶもののなかなかうまく説明ができません。まだまだ自分の中国語が力不足ということで、より一層頑張ろうと思います。      

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